2010年6月21日(月)曇り時々雨
昨日の父の日のプレゼントを、幼稚園の息子からもらい
ちょっと柄にも無く、ウルッと来てしまった藤田です。
さて、 先日の続きです。
藤田の過去なんて、どうでもいいかもしれませんが
いきなり建築士大家なんて言っても、怪しく思われるかも知れないので
どの様な経緯経てきたのか、恥を忍んで公開です。
倒産翌日も、お人好しの多い素敵な会社だったので、全員出社で、無給の残務処理です。
数日後に、弁護士が来て、今後の事、ハローワークでの事などが説明されて、一段落です。
今の知識が有れば、あの会社を存続できたのかも知れません。勿体無い良い会社でした。
藤田は、一応残務処理の工事をする会社に参加して、半年を過ごしました。
その間、有り難い事に、数社からお誘い頂いたのですが、甘ちゃんな私は
これは、独立のきっかけかも!なんて思っていました。
そうこうする内に、父が病気で急死し、父の経営していたコンビニが残されました。
人の死は、正常な判断を狂わせます。
すでに赤字の店舗運営会社を引き継ぐ決意をしてしまい
頑張れば、きっと黒字に出来るなんて考えてしまいました。
さらに、ここにきて結婚6年目に待望のおめでたです。
責任の重さに、素直に喜ぶ余裕もありません。
そして、ここから地獄の始まりです!!!(T_T)
皆さんのイメージ通り、コンビニは、本当に儲かりません。
お金を残すには、人件費を削るしかないのです。
その為、当時は本当に働きました!!
20時間働いて、3時間寝て、17時間働いて、2時間寝てまた働くなんて感じの連続!
しかも休みも無く、働く時間もバラバラ、アルバイトのドタキャンフォローで
自分の時間なんて、何も有りません。
長時間立ちすぎて、ひざはズキズキ痛み、意識は朦朧としてきます。
半年続いたころ、決算を迎えてみて、あごが地面に刺さり、腰が抜けました!
なんと、自分の給料を取らなかったのに、利益が6万円しか無かった!!!のです。
もう、後悔しても遅過ぎます。父の死の直後なら止めれたのに・・・。
コンビニの契約期間はまだ数年残り、解除には莫大な違約金が掛かります。
どうしよう?こんな事嫁に言えないよな・・・・。息が詰まります。
風邪をひいて、40度近くの発熱中に夜勤をやっていて、自然と涙が出ます。
泣いてても、お客なんて野良猫位で、店の運営上は何にも問題ないですけど・・・。
本当なら、建築の仕事をすれば、サラリーマン時代位は稼げるのに・・・。
多少は、仕事のオファーも有るのに、動けない!!!
気ばっかり焦りますが、解決の糸口は見えません・・・・。
本当に追い詰められました。
そんな時、ふと店の本棚の書籍にある一冊の本に目が止まりました。
そうです、不動産の師匠”沢 孝史のお宝不動産で金持ちになる”に出会った瞬間でした。
長くなっちゃいましたね。続きにします・・・。