2010年6月11日 (金)晴
先日、退去連絡が出た物件に入居申込があってご機嫌な藤田です。
危機管理なんてタイトル、大げさですね。
昨日の銀行さんとお話の中で、冗談めかして言った言葉ですが・・・。
最近はメディアで頻繁に国の財政についての話題が出ますよね。
何でも862兆円ぐらいの債務が有るとか・・・。(@_@;)
国家予算の20年分以上の借金て・・・・。
一般家庭なら確実に破綻ですよね。
で、国の信用力が落ちると、国債の金利が変動し、
つられて市中金利が上がるのが普通です。
借入でレバレッジをきかせている、大家さんには深刻な問題ですよね。
その時に同時に起こる問題の一つに、”ハイパーインフレ”も予想されます。
つまり、予測される問題は
金利が上がって返済が厳しくなる 。
↓
インフレでも中々家賃を上げにくい
↓
インフレなので掛かる経費の請求額は増える
↓
キャッシュが廻らない
↓
アウト!
これらの問題への、大家さんの対処方法は、ずばり・・・
固定金利
あ、なんだ〜って声が聞こえそう・・。
変動の方が金利は安いので、皆さん変動金利を選択されておられるでしょうが、
一部を固定金利に変更する事をオススメしておきます。
返済金額が変わらなければ、家賃が上がらなくても問題ないです。
インフレが起きれば、元金の価値が下がるので、
金利負担を抑えられれば、相対的に借金が減ったのと同じです。
起こるか解らないですが、予想される事に今から取り組む!
扱う金額が大きいので、危機管理は大事です。